2021年 4月 03日インタビュー
ショコラティエ山下伸二インタビュー
ショコラティエを目指したきっかけ
ー大学時代のアルバイトがきっかけでー
大学生の頃、実家に夏休みで帰省した際、当時開園したばかりのハウステンボスで短期のアルバイトとして働いたのがきっかけです。
大学の教育学部を卒業後、10年ほど保育士として働いていましたが、縁あってチョコレートハウスでショコラティエとして働くことになりました。
アットホームな雰囲気のチョコレートハウスでは、昔から顔見知りの従業員も多いので、毎日楽しくチョコレートづくりをすることができています。
商品を開発する際には、食材の生産者の方を直接訪問して、様々な気づきやアイデアが得られることもあります。色々な繋がりを通してチョコレートを作るショコラティエは、とてもやりがいのある仕事です。

チョコレートに対する想い
ーチョコレートは奥が深くて魅力あふれる食べ物ー
ひとことにチョコレートといっても、豆の種類や作り方が全く異なります。
また、温度変化で色が白く変色してしまったり、別のものと一緒に置いておくと風味が移ってしまったり、製造する際の管理がとても難しいのもチョコレートの特徴です。
勉強すればするほど新たな情報が入ってきて、奥が深いチョコレートの世界に引き込まれていきました。チョコレートは、歴史の中を何世代にも渡って愛されてきた食べ物です。おいしくて健康にもいいチョコレートは、とても魅力的な食べ物だと思います。

お客様へのメッセージ
ーたくさんの人にチョコレートを食べてもらいたいー
チョコレートハウスは、今年で開館30周年を迎えます。
商品のなかでもミルクチョコレートとスイートチョコレートは30年間ずっとお客様に愛されているチョコレートです。これからも地域に根ざして、美味しいチョコレートを作り続けていきますので、変わらずご愛顧ください。

ハウステンボス店 山下 伸二