【生産者インタビュー】喜代屋 林田喜代博様〜和のボンボンショコラ[醤油]

私たちチョコレートハウスは、長崎を中心とした生産者の皆様の想いが詰まった逸品を原材料に使用させていただき、和のボンボンショコラを作っています。

今回は、和のボンボンショコラ[醤油]に使用している醤油を製造している喜代屋の林田喜代博様へインタビューを行い、喜代屋や醤油についてお聞きしました。

林田喜代博様和のボンボンショコラ[醤油]

チョコレートハウス 和のボンボンショコラ[醤油]

今回はインタビューのお時間をいただき、ありがとうございます。まずは、御社について教えてほしいのですが?

当社「(株)喜代屋」は創業大正7年より「食の宝庫」「名水の里」で知られる長崎県南島原市で味噌、醤油、もろみを造り続け、すでに100年が経過しました。

島原半島は昔より麦や大豆の産地で、雲仙岳より流れる豊富な水に恵まれた土地です。

私共は伝統の技術を大切にしながら時代に合った製品造りを心がけ、“お客さま”に喜んで頂き、喜代屋が「元気の源」、そんな“こころ”に伝わる美味しい味をこれからもお届けしたいと思っています。

喜代屋の集合写真

和のボンボンショコラ(醤油)に使わせていただいている醤油造りについてお伺いしたいのですが?

【「麦みそ」は九州ならではの味噌】

九州は麦みその人気が高く、喜代屋でもベストセラーの味噌です。昔ながらの麦みそは懐かしくほっと幼い子供のころを思い出します。

毎朝トントンと聞こえる音とあたたかいみそ汁の匂いが日本の朝ごはんの定番でした。

島原の麦みそは、麹(こうじ)割合が25〜30と麹の量が大変多くて、そのため甘い麹の香りがする味噌となっています。島原では「いりこ」でだしを取ります。ホッとする味噌が出来上がります。

【 九州の味 → 長崎の味へ 】

喜代屋のみそは「麦みそ」と合わせ味噌の「米みそ」があります。

麦みそは伝統を大切にしながら造り続けた田舎麦みそであり、合わせ味噌は三代目が造ったどの世代にも合うような味噌を造りました。

九州地方の合わせ味噌は、「麦みそ」と「米みそ」を合わせたものをいいます。その割合も「麦7 米3」の合わせ味噌が主流ですが、喜代屋の合わせ味噌は米の割合を多くし、より風味豊かな甘みのある優しくて美味しい合わせみそにしています。

喜代屋の店内

喜代屋様の「醤油」を使用した和のボンボンショコラ(醤油)の出来はいかがでしょうか?

当社の「長崎 みそ五郎の蔵 無添加しょうゆ」が入った「和のボンボンショコラ」の味噌は、醤油をガナッシュと合わせ、ミルクチョコレートでコーティングしており感動しました。醤油の香りと塩分がアクセントになり、美味しさに深みが出ていて私の一押しです。

株式会社 喜代屋
〒859-2202 長崎県南島原市有家町山川1122
TEL:0957-82-2054
FAX:0957-82-0110
https://www.misogorou.com/

(株)喜代屋様の「醤油」を使用したチョコレートが含まれる商品