【生産者インタビュー】浜田組 浜田貴大様〜和のボンボンショコラ[五島の塩]

私たちチョコレートハウスは、長崎を中心とした生産者の皆様の想いが詰まった逸品を原材料に使用させていただき、和のボンボンショコラを作っています。

今回は、和のボンボンショコラ[五島の塩]に使用している塩を製造している浜田組の浜田貴大様へインタビューを行い、浜田組やとっぺん塩についてお聞きしました。

浜田組 和のボンボンショコラ[五島の塩]

チョコレートハウス 和のボンボンショコラ[五島の塩]

今回はインタビューのお時間をいただき、ありがとうございます。まずは、御社について教えてほしいのですが?

弊社は長崎県・五島列島の中にある新上五島町で、太陽と潮風だけで作る、完全天日干しのお塩「とっぺん塩」を作っている会社です。

全国的にも珍しい火を一切使わない製法で、天候に大きく影響を受ける為大量生産は出来ませんが、一つ一つ丁寧に心を込めて作っております。

この味が認められ、「長崎県優良特産品推奨品」としてお墨付きをいただいております。

五島の海

和のボンボンショコラ(五島の塩)に使わせていただいているとっぺん塩造りについてお伺いしたいのですが?

  1. 先ず、海水をくみ上げます。くみ上げる海水は上五島のきれいな海水です。
  2. 特製のネットを張り巡らせた装置の上部からくみ上げた海水を流し、ネットを流下させる作業を繰り返して、海水の塩分濃度を上げていきます。
  3. 塩分濃度が約21%になった海水(かん水と呼ばれます)を、温室ハウス内にある専用の容器に入れ、天日干しにて結晶化させていきます。
  4. 結晶化する際は、結晶が大きくなり過ぎないよう職人の手で揉んで粒の大きさの調整を行います。
  5. 以上の工程で出来上がったお塩を脱水し、余分な水分を取り除きます。ちなみに、その際に出る水分が「にがり(苦汁)」と呼ばれます。

最後に目視によりゴミがないかチェックを行い、包装して出来上がりです。

味の特徴は、にがりが塩を包み込んでいますので旨味、丸み、柔らかさを感じます。この塩の結晶は海水の成分を多く含んでいますので、海水の旨味を引き出しています。

塩の製造工程
浜田組のとっぺん塩

浜田組様の「とっぺん塩」を使用した和のボンボンショコラ(五島の塩)の出来はいかがでしょうか?

ほろ苦いキャラメルとクリーミーなキャラメルガナッシュの二層仕立てで、当社「とっぺん塩」をアクセントにした、飽きの来ない風味に仕上がっていると思います。

24種類の「和のボンボンショコラ」の中で「一番美味しい」チョコレートだと思います。

株式会社 浜田組
〒857-4601 長崎県南松浦郡新上五島町小串郷1020
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