【生産者インタビュー】大渡商店 大渡康平様〜和のボンボンショコラ[味噌]

私たちチョコレートハウスは、長崎を中心とした生産者の皆様の想いが詰まった逸品を原材料に使用させていただき、和のボンボンショコラを作っています。

今回は、和のボンボンショコラ[味噌]に使用している味噌を製造している大渡商店の大渡康平様へインタビューを行い、大渡商店や味噌についてお聞きしました。

大渡商店-集合写真和のボンボンショコラ[味噌]

チョコレートハウス 和のボンボンショコラ[味噌]

今回はインタビューのお時間をいただき、ありがとうございます。まずは、御社について教えてほしいのですが?

当社「有限会社 大渡商店」は長崎県の中央に位置し、銘茶「そのぎ茶」と「くじら」が特産品の東彼杵町にあります。すぐ近くには茶畑もあり、大村湾を望めば波もキラキラ輝く風光明媚で穏やかな場所です。

創業は約60年です。元々は農家だった祖父母の代から味噌を造りはじめたと聞いています。現在、東彼杵町で唯一の味噌屋です。沢山の方に美味しい味噌を届けたいという思いと、様々な場面で私たちを支えてくださる地域の皆様に「感謝のこころ」をもって味噌を製造しています。

店舗外観

味噌造りについてお伺いしたいのですが?

当社の味噌の美味しさは、味噌をそのままなめていただくとわかると思います。塩分を控えめに製造した味噌は、豊かな風味と旨味、そしてほんのりとした甘みがあります。麦麹の「つぶつぶ」は確かに感じるのに、触感は驚くほどに口どけ良くなめらかです。その秘密は味噌造りの大事な工程にあります。

麦麹

製造工程の効率化は様々実施してきましたが、今でも「麹」の製造だけは「モロブタ製法」にこだわり職人が手作業で行っています。しっかりとした麹造りがあってこそ美味しい味噌が出来上がるのです。

現在は麦麹を使った「麦みそ」と、麦と米の合わせ麹を使った「合わせみそ」の2種類を製造しています。どちらも使っている原材料は「国内産」、出来る限り長崎県産や九州産のものを選んで使用しています。防腐剤や化学調味料を一切使わない「無添加」製造も当社のこだわりの一つです。

※モロブタ製法・・・風呂釜のような大きな木箱で麦を一晩寝かせた後に、モロブタという浅い木箱へ。一連の作業と通して36〜48時間ほどかけて麦に麹菌を繁殖させ、麦麹にする製法のことです。

麦味噌

大渡商店様の「味噌」を使用した和のボンボンショコラの出来はいかがでしょうか?

当社の「無添加 大渡みそ」が入った「和のボンボンショコラ」は、発酵食品ならではの濃厚な味わいと、チョコレートとの甘さが「和」の調和を生み出していて、驚きました。他にはない逸品だと思います。

有限会社 大渡商店
〒859-3809 長崎県東彼杵郡東彼杵町口木田郷181-2
TEL:0957-46-1005
ひがしそのぎ情報サイト「くじらの髭」

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